示談金額
休業損害 約24万円
傷害慰謝料 約71万円
合計  約70万円 ※過失相殺後

静岡県内にお住まいのTさんからのご依頼でした。

Tさんは、車に乗って走行中、車線変更してきた車にぶつけられてしまいました。

このような事故の場合、基本的な過失割合は30:70となるのですが、相手方車両の車線変更のタイミングなどから、一般的なケースと異なり、回避が難しかったことなどを主張し、交渉によって15:85となりました。

また、Tさんは、フルタイムで働く正社員でしたので、主婦としての休業損害の有無も争点となりました。

交渉では、家事について事故の影響で生じている支障などを具体的に主張するなどして、最終的には、一部、当方の主張が認められる形となりました。

パートタイムの兼業主婦や専業主婦とは異なり、フルタイムの兼業主婦の場合、休業損害について争いになることがありますが、必ずしも認められないわけではないので、もし、お困りの方は、弁護士にご相談ください。

静岡城南法律事務所

弁護士 山形祐生(やまがたゆうき)

静岡県弁護士会所属 登録番号:44537

静岡県交通事故相談所の顧問弁護士(静岡県知事の委嘱による)。
日本交通法学会に所属し、交通事故に関する最新の裁判例等の研究をしている。静岡県外からの相談・依頼も多く、単独で年間に100件以上の交通事故案件を手掛けている。保険会社との交渉を得意とする。案件としては、過失割合、慰謝料、後遺障害、死亡事故に関するものが多い。

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