示談金額 | |
---|---|
介護ベッド代 ※将来の買換分を含む |
133万円 |
将来の治療費 | 700万円 |
休業損害 | 610万円 |
傷害慰謝料 | 340万円 |
後遺障害逸失利益 | 3160万円 |
後遺障害慰謝料 | 1670万円 |
調整金 | 1000万円 |
合計 | 7613万円 |
※金額は、概数です。また、既払い金は除いています。
Eさんは、バイクで走行中にトラックに轢かれてしまいました。
一時意識不明となる大事故でした。
その後、一命は取り留めましたが、後遺障害が残ってしまいました。
入院通院を終えたところで、交渉をご依頼いただきました。
Eさんは、将来的に、自宅での介護が必須となりますから介護ベッドが必要となります。そのベッドは買換も必要となるでしょう。
また、治療のために継続的に通院をしたり、介護のための費用が掛かります。
これらの費用を請求し、こちらが必要が考える費用の満額とはいきませんが、多くが支払われることになりました。
また、Eさんは、事故当時、開業準備中で無職でした。
しかし、Eさんは、事故当時、若く、労働意欲はありましたから、少なくとも平均年収程度は収入を得られるであろうことを主張・立証し、賃金センサスを元に計算した休業損害や逸失利益が支払われることになりました。
さらに、本件では、仮に裁判となった場合に高額な弁護士費用相当損害金や遅延損害金が発生する可能性が高かったことから、この点も強く主張し、交渉段階であるものの調整金が支払われることになりました。
事故当時、無職であっても労働能力と労働意欲があり、就労の蓋然性がある場合には、逸失利益が認められますので、注意しましょう。