交通事故の無料相談は、どんなことを相談できるの?
色々な弁護士の無料相談を利用してもいいの?

この記事は、このような疑問をお持ちの方のために書きました。

こんにちは!弁護士の山形です。
今回は、交通事故の無料相談を上手に使うポイントについて解説します。
弁護士の無料相談を利用しようかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

静岡城南法律事務所

弁護士 山形祐生(やまがたゆうき)

静岡県弁護士会所属 登録番号:44537

静岡県交通事故相談所の顧問弁護士(静岡県知事の委嘱による)。
日本交通法学会に所属し、交通事故に関する最新の裁判例等の研究をしている。静岡県外からの相談・依頼も多く、単独で年間に100件以上の交通事故案件を手掛けている。保険会社との交渉を得意とする。案件としては、過失割合、慰謝料、後遺障害、死亡事故に関するものが多い。

目次

交通事故の無料相談

どんなことを相談できるの?

通常、交通事故の無料相談では、交通事故に関することであれば、何でも相談できます。

保険会社の対応に納得できない、示談交渉をお願いしたい、加害者と連絡がつかない、など相談内容は何でもあり得ます。

ただし、刑事事件や、物損のみの事故については、相談や依頼を受けていない弁護士もいますので、このようなケースについては、念のため、予め、相談が可能か確認した方が無難です。

何か準備は必要?

基本、手ぶらで行って問題ありません。

ただ、もし、加害者側の保険会社から届いた書面や事故証明書など、交通事故に関連する資料が手元にあれば、持っていた方が良いでしょう。
特に、あなたが保険に入っているのであれば、保険証券など加入している保険の内容が分かる資料があると、使った方が良い保険や特約などについてもアドバイスできるかもしれません。

また、無料相談の際には、弁護士から事故状況について説明を求められますので、簡単なもので良いので、紙に事故の状況を書いて持っていくと相談がスムーズです。

無料相談に対応している弁護士と対応していない弁護士

交通事故に力を入れている弁護士は、交通事故の無料相談に対応していることが多いですが、どの弁護士も交通事故の無料相談に対応しているわけではありません。

そのため、必ず、事前にHPや電話などで無料相談に対応しているか確認するようにしましょう。

もし、無料相談に対応していない弁護士であっても、あなたが弁護士費用特約に加入していれば、無料で相談することが可能です。

交通事故の無料相談を利用するタイミング

無料相談を利用するタイミングは、早ければ早いほど良いでしょう。

というのも、例えば、通院前であれば通院についてのアドバイスを弁護士からもらえるなど、早ければ早いほど、多くのアドバイスが可能だからです。
また、例えば、事故状況が争いになるようなケースでは、事故から日が経っていない早い段階で依頼ができれば、防犯カメラの映像などの証拠を保存できる可能性もあります。

相談は無料で、特にデメリットは無いのですから、どんどん利用することをオススメします。

交通事故の無料相談を上手に使うポイント

次に、無料相談を上手に使うポイントについて紹介します。

何人かの弁護士に会ってみる

私がオススメするのは、無料相談を使って複数の弁護士に会ってみることです。
弁護士によって考え方やアドバイスが異なる場合がありますし、あなたが交渉などの依頼を検討しているのであれば、弁護士との相性を見極めることができるからです。
何人かの弁護士に会えば、それぞれの個性や雰囲気がつかめると思います。
その中で「この人に依頼したい!」と思える弁護士に交渉などを依頼すると良いでしょう。

メールや電話での相談が可能な場合もあり

弁護士によっては、メールや電話での無料相談に対応している場合があります。

「いきなり弁護士に会って相談するのは緊張してしまう」という方は、まずは、メールや電話で相談してみるのもオススメです。

 

メールや電話で相談をしてみてから、改めて事務所での相談をお願いするというのもOKです。

まとめ

いかがでしたか?
今回は、交通事故の無料相談を上手に使うポイントについて解説しました。
弁護士に相談しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

静岡城南法律事務所

弁護士 山形祐生(やまがたゆうき)

静岡県弁護士会所属 登録番号:44537

静岡県交通事故相談所の顧問弁護士(静岡県知事の委嘱による)。
日本交通法学会に所属し、交通事故に関する最新の裁判例等の研究をしている。静岡県外からの相談・依頼も多く、単独で年間に100件以上の交通事故案件を手掛けている。保険会社との交渉を得意とする。案件としては、過失割合、慰謝料、後遺障害、死亡事故に関するものが多い。

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